行く末論 01
こういう表記をしてみると大学のシラバスのようですね。というかシラバスを読みながら書くことを思いついたので*1こうなったのですが。ちなみにはてなダイアリーさんはかれこれ5年ほど利用させていただいていますが、久しぶりなので使い方を忘れています。
行く末論 01 マスコミはどこへ行くのか?
「マスゴミ」なんてあだ名があるくらいですから、特に彼らには何も期待はしていないのですが、今回の震災で露呈したもののひとつはマスコミの情報を扱う力のなさだと思うのです。まあとにかく、現時点でのマスコミというものをポジティヴにはとらえていない人間の書くことですから、それはご理解いただいたうえで読み進めていただきたい。
前提
そもそも「マスコミ」というのは非常に受動的なものであると思っています。まあ、ここは王道に、マスコミの定義から見てみましょうか。
>>マス‐コミュニケーション【mass communication】
新聞・雑誌・ラジオ・テレビジョン・映画などの媒体を通じて行われる大衆への大量的な情報伝達。大衆伝達。大衆通報。マスコミ。<<
で、なぜ受動的かというと、目的語を生み出す役目ではないからです。つまり、「伝えるべき何か」があって初めて成り立つものであって、「伝えるべき何か」ではないということです。受動的だからどうとかそういう議論にもっていくつもりはないのですが、こじつけ気味に言ってしまうと、こういう緊急時には特にその「伝えるべき何か」を模索している感がにじみ出てしまっている気がするのです。*2
(帰納法的に書くか演繹法的に書くかを決めずに書き出してしまったので、ごちゃっとしておりますね。ごめんなさい。)
提唱
話を無理やりまとめに入ると、つまり幾つか提唱したいことがあるのです。
- 役割分担を明確にすべきではないか。
- 取り扱っているものが「情報」であるということにもっと大きな責任を持つべきでないか。
(一時中断。追記します)